国土交通省「水源地域支援ネットワーク会議」にて、物語マーケティング。
先週の林野庁に続いて、2/4(火)は国土交通省にお呼ばれして、3時間の講義&ワークショップをしました。
「水源地域支援ネットワーク会議」という国交省主催の会で、水源地の自治体やNPOの方が対象です。私の担当パートのテーマは、「物語マーケティングを活用した水源地域におけるコミュニティビジネスの立案 (講義と演習)」。
またしても、物語マーケティング。水曜日には、中野区のコミュニティビジネスセミナーで物語マーケティングワークショップの第二回ですし、ここにきて、立て込んできました。
体力的にはしんどいですが、呼んで頂けるうちが華だと思いますし、地域行政やコミュニティビジネスにマーケティングの視点が現状欠けていて、それを付加するのに物語マーケティングが有効であると私自身日に日に確信を増しているので、ありがたく、図々しく何処へでも行こうと思ってます。
今回は、いわゆる地域資源の「活用」だけではなく、水源エリアの自然環境の「保全」に取組んでおられるNPOの方も多数いらっしゃったので、これまでのワークショップとちょっと変わった物語が沢山出てきました。
湖の近くの村に伝わる「伝説」を糸口に、昔の湖の様子を聞き取りしていって、自然を復元していく物語や、アニメ趣味が高じて日本にやってきた外国人が描いた、日本の農山村の情景が、村人に地域の豊かさを再認識させるきっかけになった物語、などなど。聞いていてほろりとしてしまいました。
それにしても、良質な物語に出会える、そんなワークショップを日々できるなんて、私はほんと幸せものです。