日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

薪@東京

先週末は薪三昧でした。

土曜日は立川市薪炭キャンペーンのオープン・ミーティング。テーマは「東京の薪炭利用を考える」。
東京と薪炭。とても縁遠いもののように思えるかもしれませんが、都心には何百という炭火焼き鳥店や薪窯ピッツァ店がありますし、郊外では薪ストーブ、ペレットストーブのユーザーも増えているので「薪炭の都」という見方もできます。

ミーティングでは、面白いアイデアが出てきたので、今後が楽しみです。木炭の地産地消はかなり難しい状況ですが、薪なら潜在需要が大きく、有望と思われます。その方向で検討を進めます。

そして、ミーティングのあとは、同じく立川市のイタリア料理店「チャオ」で、薪窯で焼いたピッツァを頂きました。もっちり感とぱりぱり感の共存。うまい。

薪は岐阜から買ってるとのこと。薪は(炭などと比べても)経済的にもCO2的にも近くで調達するのがベターなので、どうやったら東京の炭をつかってもらえるかなどと、勝手に話し合ったりしました。

日曜日は森エネの石山さん、大野さん、我々夫婦の4人でレンタカーを借り、東京の薪巡り。

詳しいレポートは、そのうち薪炭キャンペーンのウェブサイトに掲載する予定なので、少しだけ。

檜原村で薪の生産・販売をされているSさん。ここ5年くらい、薪の売れ行きが急増し、生産に追われているとのこと。倉庫に蓄えられている薪の量にびっくり。

青梅市の天然酵母の石窯ピザ屋 「イルテンポ・ポーラ」さん。自動車に石窯を乗せて、出張ピザ屋もされるそうです。

青梅市成木で、木工品や家具、小物などのセレクトショップをされている「オシドリ良品」さん。近くのアーティストが製作する新しい家具と、骨董品がごく自然に並んでいます。新しいもの、古いものどっちも大切にされているそうです。

薪の奥深さ、東京の奥深さを感じた週末でした。