「被災」とは?
東日本大震災直後、被災者から弁護士に寄せられた4万件の相談をデータベース化して、新たな復興法の提言や支援ツール策定に尽力されてきた岡本正弁護士のお話を聞きました。
「当面の生活費、どうしたらいいですか?」「何からすればいいですか?」。全国から手弁当で被災地に飛び込み、そんな法律相談とも言えない被災者の切実な声に向き合ってきた、1000人の弁護士さんがいらっしゃったことを、恥ずかしながら知りませんでした。
「死ぬことが被災ではなく、生き残った後に被災が始まる」「いのちが助かったからこそ、情報や支援が必要になる」。
自分の中でも311のことは否応なしに薄れてしまっていましたが、もう一度しっかり見つめなおさねばと思いました。いつ自分が被災者になるかも分かりません。
明日は、別プロジェクトで、気仙沼市の方々と新商品のテストマーケティングの打合せです。自分が出来ることを続けていきます。
※弁護士さん達の震災後の活動については、こちらに詳しい経緯などが書かれていますので、ご参照ください。