世界に誇る日本の木製家具 ~Wise・Wiseさんを訪問~
今日は、国産材でオリジナル家具をつくられているWiseWiseさんと打合せし、表参道のショールームを拝見させて頂きました。
いや~目からうろこでした。「お客さんに国産材で作っていると気づいてもらうのは後でいい。世界と勝負できるクオリティを目指している。」という佐藤社長の言葉そのままに、座りたくなるような、撫でまわしたくなるような、ステキな家具が並んでいました。
宮城県・栗駒のスギを使ったアームチェア(グッドデザイン賞受賞)、宮崎県・諸塚村のクヌギを使ったダイニングテーブル、北海道のシラカバを使った積層合板のサイドチェア、信州カラマツを使ったソファ・・・などなど。
どれもこれも、素材の物性や色味を活かした、シンプルで軽やかなデザイン。
どうしても、国産材・地域材利用を進めるとき、環境やら地域振興やらをお題目として唱えてしまうわけですが、WiseWiseさんはそこをぐっと飲み込んで、商品そのものの力で勝負されています。
だけど、その制作・流通プロセスを聞かせて頂くと、まさに環境や地域雇用創出への配慮にあふれています。
全国の地域から、佐藤社長のところに、うちの材を使ってくれという働きかけがあるそうですが、佐藤さんが地域とお付き合いをするときの基準はただ一つ。「現場に、常識破りの熱い思いをもった男がいるかどうか」だそうです。シンプル (^^;
「常識破りの熱い思いをもった男」、何人か思い当るので(!)、これからぜひ地域での具体的なプロジェクトをつくっていきたいと思いました。
今日も良いご縁を頂きました。感謝。