日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

島から育て高級和牛 (長崎県・宇久島)

五島列島最北にある宇久島では、自然原野を生かした牛の放牧が盛んで、海を背景に、牛が草をはむのどかな光景が見られます。島では165 戸の畜産農家が約1,600 頭の繁殖牛を飼育しており、島から送り出す年間約1,200頭の子牛は、高級黒毛和牛として育てられます。島では、昔から飼育管理が楽になることから放牧が続けられ、現在も6 地区で共有地や個人の土地で放牧が行われ、その広さは100 ヘクタールを超えます。放牧される牛たちは、広い牧野で十分な運動をするため足腰が強く、潮風にたっぷりうたれた草を腹一杯食べて健康に育ちます。
長崎県・宇久島

宇久島は、父の故郷で、小さい頃よく行きました。しかも、写真にうつっている「宇久町木場放牧場」は、父の出身の村(木場)のあの野っぱらのこと?
あの野っぱらから見た日没の赤い空は強烈だったし、牛たちが潮風にあたりながらのんびり草を食べている風景もよく覚えている。しかし、まさか、全国の100景とは!う〜ん。

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でも、まあ、この100景の中で一番びっくりしたのは、これ!!
島のお母さんとの別れ (長崎県・小値賀島)

確かに感動的な光景だとは思うけど、これを観光資源にしてはいけないと思うのだけれど・・・。