日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

オーガニックコットン×手紡ぎ

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だいぶ前になりますが、ふくしまオーガニックコットンプロジェクトの糸を紡ぐ道具(スピンドル、チャルカ)を制作頂いている、長野県朝日村の木工家・ 山田 義明さんの記事が信濃毎日新聞(5/13付)に掲載されました。道具の開発にあたって様々な形でご指導・ご協力頂いている 谷口 泉さんのお名前も。本当にありがとうございます。

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2年前に、吉田 恵美子さん、大和田 順子さんからお声掛け頂いて参画しているふくしまオーガニックコットンの商品化。単体の商品をつくることを目標にするのではなく、地域のお母さん方、都市部のボランティアの方々や企業の協力を得ながら、オーガニックコットンの手紡ぎをムーブメント化し、地域の「衣の自立」を目指していきましょうと話し合ってきました。

1年目にスピンドル、2年目にチャルカと、おそらく世界で一番使い勝手の良い、そして世界で一番愛嬌のあるオリジナルの手紡ぎ道具が完成し、今年から、いよいよ実際のムーブメントの第一弾として「コットンランプシェードプロジェクト」が始まります。

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いわき市でコットンを栽培されている 福島裕さん、そして、冨田久美子さん始め「織姫の会」の皆様が早くも、定期的に集まってチャルカで糸紡ぎをしてくださっています。どんどんクオリティの高い、思いのこもった糸が紡がれているとのこと。 島村 守彦さんの太陽光発電とのコラボ、ネパールの子供たちとのコラボもあり、ますます深みと広がりも生まれています。

私自身は不器用でうまく紡げないのですが(笑)、このような素晴らしい活動に参加させてもらえて光栄です。東日本大震災から7年目を迎える来年3月頃に、より多くの方に手紡ぎプロジェクトの成果を発表できるのではと思います。自分ができることを微力ながら続けていきたいと思っています。