「全国うまいもの交流サロン なみへい」にて、浦戸フェアの打上げ
対馬出張の翌日16日(水)の夜には、2月に、「日本百貨店しょくひんかん」と「さとゆめLAB SHOP」で開催した宮城県・浦戸諸島のフェアの打上げがあった。
(16日は、朝は日本橋でサステナブル・コミュニティ研究会の打合せ、午後には、山梨県小菅村で打合せがあり、バタバタした一日だった・・・)
浦戸フェアからだいぶ時間が経ってしまっていたが、その後、熊本県宇土市のフェアがあったり、年度末の諸々の報告書づくりがあったりと、中々余裕がなく、この時季になってしまった次第。
打上げの会場は、神田駅近くの「全国うまいもの交流サロン なみへい」。
なみへいは、「東京から故郷おこし」をコンセプトに地域活性化を目的に作ったご当地飲食店です。23人の出資者に温かいお金を出して頂き、 2008年7月、地方の農業・漁業に少しでも現金を! という小さな想いからスタートしました。
(中略)
「なみへい」は、人と人がつながる、地方と都会がつながる、食材と食材がつながる、さまざまなものが「つながる場」として、皆様に愛される、温かい交流サロンの運営を目指しています。
2月の国交省の「水源地域ネットワーク会議」で、なみへいの代表の河野さんも、僕も其々講師をしていた関係で、「なみへい」さんのことは知っていたのだけど、担当した講義が別の日だったので会えず仕舞い。
今回、ようやくお店にくることができたし、河野さんにもお会いして挨拶をすることができた。
料理は、毎月全国どこかの地域を定めて、その地域の食材を使った料理のコースが出されているようで、4月は熊本県美里町の食材を使ったメニューだった。具体的には、以下のようなコース。一つひとつ手が込んでいて、感激。
【前菜5点盛】
【野菜料理】
- 彩り焼きトマト
【肉料理】
- 豚足の唐揚げ(熊本料理)
【魚料理】
- 季節のお刺身
【鍋】
【〆】
- 土鍋炊きご飯・唐辛子の糀煮(美里町)
料理の他にも、お客さんが故郷の自慢の食材や料理を書き込む「故郷ノート」があったり、店の一画にその月の対象地域の特産品の販売コーナーがあったり、壁には過去に特集した地域の料理の紹介パネルが掲示されていたり・・・、「人と人がつながる、地方と都会がつながる、食材と食材がつながる」工夫が満載だった。
う~ん、さとゆめがいつかやりたいなあと思っていたことが、いくつも既に実現されていた・・・。悔しいような、嬉しいような、不思議な感じ。いや、でも、悔しい(笑)。
それはそうと、色々とコラボレーションできそうだなあとも思った。「日本百貨店しょくひんかん」にしても、「さとゆめLAB SHOP」にしても、基本は物販なので、商品を味わってもらう(=価値を感じてもらう)のは、お客さんが家に帰ってから。でも、飲食だと、その場で味わって、その場で周りの人と感想・感動をシェアしてもらえる。意見を僕らにフィードバックしてもらえる。物販にはない魅力が飲食にはある。
僕らのお客さんでも試食会をしたい、メニュー開発をしたいという要望は多い。そんなときは、ぜひ「なみへい」さんとコラボしたいなあと思った。
あ、気づいたら、浦戸フェア打上げの感想は書かずに、お店の感想ばっかりになってしまってました(笑)
浦戸フェアの打上げでは、2月のフェアを思い返すというよりは、次何をするか、これから何ができるかという話を沢山しました。
浦戸諸島の次の展開にもご注目ください。5月10日、11日には、日比谷公園の「みどりの感謝祭」に浦戸の海の幸を使った飲食ブースを出展する予定です。お楽しみに。
そして、「なみへい」さんに関心を持たれた方は、是非立ち寄ってみてください!おススメです!!