最近の薪炭ニュース(4/23〜5/7)
さて、かなり間があいてしまいましたが、薪炭ニュースです。
●「森林における放射性物質の除去及び拡散抑制等に関する技術的な指針」の公表(林野庁)
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/kenho/120427.html
森林所有者をはじめ地域住民の方々や自治体の担当者等向けに、森林における放射性物質対策の考え方や実施方法を整理したものです。森林の利用形態や空間線量率ごとに、「落葉、枝葉等の除去」「立木 の伐採搬出」「土砂流出抑制のための表土流出防止工」等の推奨する対策を示したフローなどが示されています。但し、フローの中で、「現時点で推奨で きる対策がない場合」も多々ありますし、除去した汚染落葉等や伐採木の「仮置き場」や除去・搬出の費用をどう担保するのかなど、これから解決・解明していかないといけないことが依然として山積しているという印象を受けました。
●市民収集の間伐材を買い取り @島根県雲南市
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205040014.html
雲南市は、木質バイオマスエネルギーの普及に向け、森林に放置された間伐材を市民が収集・搬出する事業を始動させるとのこと。搬入木材を1立方メートル当たり6千円で買い取り、現金と、同市内の商店での買い物に使える地域通貨を各3千円支払う仕組み。
●かまど復活、市民ら試食楽しむ 向日・富永屋で講座 @京都府向日市
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20120424000046
江戸期から残る町屋「富永屋」で、体験講座「おくどさんをなおす」が最終回を迎え、かまどの修復が完了したとのこと。市民有志らでつくる「富永屋の会・グループとみじん」が富永屋の保存活用に動き、まちおこしを図っているそうです。