雲ヶ畑訪問
京都・森と住まい100年の会の白石さんに声をかけて頂いて、月曜日、京都・雲ヶ畑を訪問した。
80戸の集落の子どもたちが通っている京都市立雲ヶ畑小中学校が、過疎化少子化で児童生徒数がどんどんと減ってきて、今年度で中学校が、来年度で小学校が閉校になり、いわゆる「廃校」になるのだと言う。
↓のエントリーで紹介したように、エネルギー教育に力を入れて「ストップ温暖化大作戦−CO2削減『一村一品』プロジェクト」で全国グランプリという快挙を成し遂げたりした話などを聞いていたので、
雲ヶ畑小中学校 - 日本再発見ノート Rediscover Japan.
活気があるのだろうなと思っていたが、このような事態になっていたことに驚いた。
10年以上から山仕事サークルの受入などでお世話になっている方と廃校になった後の校舎の活用方法、それを契機にした雲ヶ畑集落の活性化方策(生き残り戦略といったほうが良いか)などについて、意見交換をした。
正直、とてもとてもお世話になった雲ヶ畑に対してこれまで、こういった仕事をしていながら、このような事態になるまで、何の貢献もできなかったことを恥じた。何をしていたんだろう。
地域に小学校が無くなるというのは、過疎少子化の結果であると同時に、過疎少子化を加速させるきっかけにもなる。
地域の人の心理的なショック、危機感は大きい。その危機感があきらめに変わる前に、今こそ、なんとかするしかないだろう。