日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

初節句

9月に生まれた娘のために、義父母が雛人形を贈ってくれました。

京都の老舗の雛人形で、とても立派なものです。

どうやら、次の3月3日は「初節句」なので、きちんとお祝いしないといけないそうです。

初節句は、子どもが生まれて初めて迎える節句のことで、女の子は桃の節句(3月3日)、男の子は端午の節句(5月5日)のことをいいます。この時は、雛人形や武者人形などが贈られどちらも盛大なお祝いをします。

この節句は、江戸時代に定められた五つの節供(1/7七草(人日)の節句、3/3桃(上巳)の節句、5/5端午の節句、7/7七夕の節句、9/9重陽節供)のうちの二つ。五節句は、「二十四節気(にじゅうしせっき)」を補うものとして定められたものの一つです。
[冠婚葬祭]All About

私は海外に長いこといたし、自分の親がそういったことに無頓着だったのでほとんど何も知らないのですが、妻の家は季節の行事や仏事を大切にする家なので、とても勉強になります。

結婚するまで、内祝いも、結納も、お宮参りとかもなにもかもちんぷんかんぷんだったのですが、カミさんに教えてもらったり(あとはネットで調べたり・・・)して、改めて、それらの行事の由縁や込められた思いを知って、深イイなあと思ったりしてます。

ちなみに、雛祭りの由縁はというと・・・

平安時代に、古代中国の上巳節の風習(3月の初めの巳の日に紙で作った人形を、体に触れてけがれや災いを人形に移し川に流す)が日本に伝わったのが流し雛の始まり。この風習が宮中で流行した人形遊びの「ひいな遊び」と結びつき江戸時代には川に流さずに飾るスタイルに変化し現在に至っています。
[冠婚葬祭]All About

古代中国の風習が日本に伝わって、宮中で流行したのが始まりとのこと。

なんだか現代のクリスマスのようですね。