日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

倶会一処

GWに鳥取県赤碕にある墓のお参りに行ったときのこと。

広い広い日本海の上に、広い広い空が広がっていて、
沢山のお墓は、海に向かって、立っている。

「立っている」という表現はしっくりこない。

広い海と広い空というナイスなロケーションを
求めて、墓石たちが寄り集まってきた。

まさにそんな感じ。

こういう光景を目の前にして、
我家の墓石に刻まれた「倶会一処」という仏教用語が
すんなりと理解できた。

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「倶会一処」(くえいっしょ)
阿弥陀の浄土に往生して、浄土の人々とともに一処に会同すること。(広辞苑
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そう、死んだ魂が、今ここに一同に会して、楽しくやっている。

まさか、お墓参りで、こんなに幸せな気分を味わえるとは思わなかった。