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株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

「未来予想塾〜物語マーケティングから始まる未来計画書づくり〜」、大盛り上がりでした。

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木曜日(2/21)の夜に、茨城の常総青年会議所で、「未来予想塾 〜物語マーケティングから始まる未来計画書づくり〜」と題する講演&ワークショップをしました。

常総青年会議所で、物語マーケティングの講演&ワークショップをします。 - 日本再発見ノート Rediscover Japan.
常総青年会議所 2月例会「未来予想塾」〜「物語マーケティングから始まる未来計画書づくり」〜

ふり返ってみると、昔から物語風のシナリオを頭の中に思い描きながら計画をつくってきましたが、初めて人前で「物語マーケティング」の話をしたのは、確か2年前の長野県信濃町での住民の方とのワークショップだったと記憶しています。信濃町ではもう何度もワークショップをしていたのでネタ切れ状態だったのですが、なんとかひねり出したのがこの物語マーケティングでした。

その後、わらしべ長者方式で、色んな自治体さんや企業さんからお声かけ頂いて、あちこちでお話する機会を頂けるようになりました。そして今回は、去年の7月に法政大で講義したときに受講されていた方の紹介で頂いた機会。人の縁というのは、不思議なものだなあと、つくづく。

さて、青年会議所さんで講演するのは初めてだったので、正直ちょっとドキドキしていたのですが、かんなり盛り上がりました!!これは大成功だったと言えるのではないでしょうか。運営メンバーの皆さま、お疲れ様でした、良かったですね!!

常総青年会議所さんが、会社に初めてお越しになったのが9月でしたが、それから僕も2回取手に足を運んでワークショップの進め方のアドバイスやリハーサルをしましたが、運営メンバーの方は、それとは別に6回も7回も自分達だけで集まって、ワークショップのコーディネートの練習を重ねてこられたそうです。素晴らしい!

そのご努力の甲斐もあって、100人もの大人数でのワークショップでしたが、9班についた各ファシリテータが、うまくディスカッションを促してくださったので、9班すべてで素敵な物語が出来あがりました。いくつかの班の物語は、精査していけば、そのままビジネスプランになるんじゃないの!?という出来栄えでした。

参加者の反応も上々。実際にこの手法を自分の地域や会社でやってみてくれると良いなあ。「実際に自分の会社でやってみたら、〜〜のプランができました!」なんて便りがいつか来ることを楽しみにしています。

ちなみに、例会後の懇親会で聞いたところによると、運営メンバーの何人かは既に自分のお店で従業員さんとやってみたら、「こんなにアイデア持ってたの!?」とびっくりするくらい沢山のアイデアが出てきたそうです。

まあ、そんなこんなでこの「物語マーケティング」手法の地域づくり、事業計画づくりにおけるポテンシャルを改めて感じた会でした。これからも、いろんな地域、いろんな会社の方と、取り組んでいきたいと思います。

※常総青年会議所の菊池理事長のブログでも当日の様子が紹介されていますね。
http://ameblo.jp/joso607/entry-11475867417.html

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さて、もう一つ、今回の収穫。

今回の「未来予想塾 〜物語マーケティングから始める未来計画書づくり〜」というカッコいいタイトルは、常総JC・奈良さんがつけて下さったのですが、このタイトルを見たときに、自分の中でわだかまりが一つ消えたような気がしました。

自分が、色んな地域の住民の方とつくってきた/つくっている計画というのは、「事業計画」と言うにはちょっと楽観的すぎるし、「経営計画」と言うには数字が少ないし、「行政計画」と言うには想いが入りすぎてるし・・・、どっちつかずでふわふわしているなと卑下していた部分があるのですが、「未来計画」と言うとピタッとはまるような気がしたのです。(ただの開き直りです、はい 笑)

僕は、思いのこもった、楽観的なくらいの計画でないと、楽しい未来をつくっていけないと考えているんです。(開き直りです 笑)

「未来計画書」づくりに関心がある方がいらっしゃったら、是非お声かけください。どこにでも馳せ参じます!

(以下、当日の写真です。)