森と温泉の街で考える。
今週は月曜から金曜日まで、岐阜県は下呂で林業関係の研修のお仕事。ファシリテータ兼講師です。
下呂は、森と温泉の街。こういう土地に来て思うのは、日本の自然の類まれな有難さ。
山があれば、木が生え、森が出来る。その森が地下水脈を作り、地底の熱により温められ、温泉として湧きでる。
当たり前のようだけど、全く当たり前ではない。
僕の父親は、途上国専門の日本語教師なのだけど、モンゴル人の留学生が、「日本の山には、木がある。なんてこった!」と驚いていたと、教えてくれたことを思い出す。
こういう有難い自然資源を持ちながら、海外の自然資源に頼った暮らしをしているのは、本当にもどかしい。
この素晴らしい自然を有難く頂く暮らしや産業を作っていくことが、自分のミッションなのだと、改めて思ったりしました。
研修はあと2日。温泉で癒されながら、森を歩きながら、自分の仕事の在り方、生き方、考えてみたいと思います。