祖母のお葬式
鳥取の祖母が、11月22日の深夜、他界しました。享年90歳でした。
母方の祖母ですが、私は養子に入っているので、戸籍上は母になります。23日の朝に鳥取に帰り、喪主として、通夜、葬儀・告別式等を執り行いました。
今回、祖母の遺体に足袋や草履を履かせたり、三途の川を渡る駄賃を棺に入れたりと、一通りの準備をして感じたのは、お葬式というのは、浄土への出発式。
葬儀を終え、霊柩車が火葬場に向け動きだしたとき、それまで降っていた雨が上がり、虹が出ました。偶然というか奇跡というか。思わず、息を飲みました。
祖母の笑顔をもう見れない、やさしい声を聞けないと思うとどうしようもなく寂しい気持ちになりますが、これからも人生が続いていく僕らが、祖母が、僕らにくれたような愛情や、楽しい時間、楽しい空間を、自分の子供たちや周りの人に与えていくことが、祖母への供養になる、祖母も天国で喜んでくれるのではないかと思いますので、精一杯生きていきたいと思います。
合掌。