日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

最近の薪炭ニュース(8/1〜8/7)

8月6日、8月9日と、原爆投下の記念日を迎えますが、未だに福島原発事故の不安が日本全土を覆っている状況。

薪炭に関しても、今週も幾つか原発事故関係のニュースが見られました。京都大文字の送り火のニュースは個人的には残念なニュースでした。皆さまはどのように感じられたでしょうか。

●五山送り火:被災地の松「まき」計画中止 @京都府京都市
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110808k0000e040058000c.html

岩手県陸前高田市高田松原の松に震災遺族らのメッセージを記して京都の「五山送り火」の薪(割木)にする計画が、放射能汚染を懸念する声を受けて中止されることになったそうです。

●福島県産の木材・木炭も原発事故の賠償対象
http://www.j-fic.com/news/

政府の原子力損害賠償紛争審査会がまとめた中間指針で、福島県で産出された木材(製材品等)や木炭なども賠償対象に含まれることになったとのことです。

●被災の窯に復興の炎 震災後初の作品完成 @栃木県益子市
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20110805ddlk09040146000c.html

陶芸家の濱田友緒さんが、震災で壊れた薪窯をボランティアの支援を受けながら解体・再構築し、震災後初となる作品を完成されたそうです。

●被災地の炭焼き窯再建の募金活動の輪広がる @神奈川県三浦市
http://www.townnews.co.jp/0502/2011/08/05/113858.html

三浦市では、東日本大震災の影響を受け使用不可能となっている、岩手県陸前高田市の地域交流センター「炭の家」の炭焼き窯を再建するための募金活動が行なわれているそうです。目標額は、100万円。法人・事業所・個人から協力を募っているとのこと。

●木炭で節電効果実証、住宅建材に活用 @島根県出雲市
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819890E2E6E2E0908DE2E6E2EAE0E2E3E39E91E2E2E2E2

土木・建設業の出雲土建と島根大学産学連携センターは、木炭を住宅建材に活用することでエアコンの消費電力を約24%節約できることをこのほど実証したとのことです。

●木炭製造過程の熱で発電 上田の研究者ら佐久にシステム @長野県佐久市
http://www.shinmai.co.jp/news/20110803/KT110802FTI090043000.html

上田市内の研究者や都内の会社役員らでつくる「もうひとつの太陽光発電研究委員会」(東京)が、木炭の製造過程で生じる排熱などを利用した発電システムを構築し、今秋にも第1弾として佐久市桑山にある民間の木炭製造工場で発電を始めるそうです。