日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

小さくてもピリリと辛い山椒のような。

先週ようやく昨年度の仕事が(ほぼ)片がついて、久々にのんびりした週末。これまでを振り返ったりした。

入社して5年、会社の新設部署、持続可能環境・社会研究センターの立ち上げに参画して3年。

この3年は特にタフな日々だった。入社3年目のぺーぺーだったのに、本当に自由にやらせてもらったと思う。上司に感謝。

自分のネットワーク・フットワークで仕事を取ってくることも沢山できたし、自分のやり方にこだわって仕事を進めることもできた。一方で、自由の対価としての責任の大きさに目まいがするようなことも少なくなかった。無我夢中で、五里霧中。そんな3年間。

3年が過ぎて、自分がやってきたことが間違っていなかったと思えている。そう思えていることに感謝。

仕事は本当に面白い。点が線になって、面になる。
一生懸命やれば、それが次につながる(点→線)。自分に合った仕事があれば声をかけてもらえるようになるし、自分も仕事が入ったら、誰に手伝ってもらおうかと社内外の仲間の顔を思い浮かべて声をかける。そんな双方向の関係性が網目のように積み重なって、いつのまにか仕事人のコミュニティのようなものが出来上がっていて(線→面)、その中に自分(点)もいる。

さらに、この面は大きな時間軸の中にあることにも気付く。
一緒に仕事をする仲間たちは、学生時代からの付き合いがある人が少なくない。そして我々若い世代に社会的な役目をバトンタッチしようと、育ててくれる年配の先輩方がいる。僕らも、より若い世代の後輩と一緒に仕事し、成長してくれると喜んだりする。

こんな風に、自分が大きなコミュニティの中の小さな点であること、大きな時間軸の中の小さな点であることを、最近強く感じる。そして、小さくてもピリリと辛い山椒のような「点」でありたいと思う。

そして、この面をつなげ、時間の連続性を維持する接着剤は、「信頼」だと思うので、それだけは大切にしようと思う。

今年度に入ってまだ2ヶ月しか経っていないのに、早くも森林・山村関係の仕事、NPO支援やコミュニティビジネス支援の仕事が色々と入ってきつつある。

今年度はこれまで以上にタフな年になりそうな予感。頑張るしかない。