舞鶴徒然
先週金曜日に大阪出張し、週末はそのまま、法事の用で妻の実家、京都府舞鶴市へ。
法事は日曜日の午前中だけで、あとは義姉の車であちこち連れていってもらったりと、舞鶴観光を楽しんだ。
舞鶴は、偶然つながりの出来た土地だけれど、山の幸、海の幸、里の幸に恵まれていて、全国を見ても稀に見る良い郷だなあと思う(早くも身内びいきです・・・)。
今後帰省ついでに、この土地の自然や伝統について学んでいきたいと思う。
以下、見聞したものを徒然なるままに。
- 朝祢神社と朝代神社
昔、朝代(あさしろ)さんと朝祢(あさね)さんという姉妹の神様がいたそうな。朝代さんはとてもしっかりした神様で朝早くから起きてきびきび働くけど、朝祢さんは寝坊ばかりしているおっとりさん。そんな性格の違いが、二人の住いである神社にもはっきりと出てしまったそうな。
朝祢神社は、山の麓にある、ちっちゃな神社。確かにぼろっちいけど、ひっそりとした佇まいが良い感じ。ちなみに、お参りする前には祠の後ろに回ってドンドンと叩いて神様を起こさないと願いを聞いてくれないらしい・・・。
朝代神社は、町の真ん中にある、大きな神社。派手さはないけど、働き者の朝代さんの性格を表してか、こぎれいな感じ。
- 海の幸@とれとれセンター
舞鶴の海の幸を味わうなら、舞鶴港とれとれセンターがおススメ。ホタテや鮮魚、イカをその場で焼いて食べさせてくれる。
- 貯木場@舞鶴港
港には貯木場があり、丸太が沢山浮かんでいる。ロシアのホワイトバーチと思われる針葉樹がほとんど。林ベニア舞鶴工場に持っていかれるのだろうか。
昨年山上から見たときよりは少ないようだけど、ロシア材の輸出関税が上がったことも影響しているのかも。
- 舟屋の名残@吉原地区
舟屋と言えば伊根町が有名だけど、かつて舞鶴にも沢山あったらしい。今でも海に近い吉原地区に行けばその名残が見られる。
あと、吉原地区は映画のロケでも良く使われるらしい。最近は、「ぼくんち」(観月ありさ主演)とか。
追記
以下に吉原の舟屋について、詳しい記述がありました。「かつてはこの入り江からコロで舟を収納する舟屋が100棟も建ち並んで網船が始終往来していたのである。」とのこと。
NO.85 吉原の入り江(吉原地区)-Web みなと舞鶴-