日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

里山コミュニティビジネス塾のご案内

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宮崎県北部の高千穂郷・椎葉山地域の5町村が2015年にその山間地農林業複合システムが評価され、「世界農業遺産」に認定されました。

その世界農業遺産認定を契機として、5町村の有志が集まって、観光交流や6次産業化等の新たなコミュニティビジネスを立ち上げようという機運が高まっています。
そうしたことを背景に、フォレストピア高千穂郷ツーリズム協会では「里山コミュニティビジネス塾」と題して、コミュニティビジネスの事業モデルや実施体制等の構築を目指す会を開催します。

その第1回の会が、9月27日(水)~28日(木)に、五ヶ瀬の里キャンプ村(宮崎県五ヶ瀬町)にて開催されます。私も講師の一人として参加し、近年増加している訪日外国人向けのお土産を考えるワークショップをファシリテートします。

5町村にお住まいの方、あるいは移住を考えておられる方等で、ご関心のある方がいらっしゃいましたら、ぜひご参加ください。以下のページから参加申込ができます。

www.gokase.org

ふくしまオーガニックコットンプロジェクトの会議に参加

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一昨日、いわきにて、ふくしまオーガニックコットンプロジェクトの会議に参加させて頂きました。公益性と事業性をどうバランスしていくのか、簡単ではありませんが、ロマンに満ちた世界です。学生時代からNPOの世界に踏み込んで、気づけば20年ほど。公益の事業化。会社を経営をしている今だからこそOUTPUTできることがあるのではと思っています。
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LBA大和田さんと小菅村へ

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10/13の全国源流サミットに登壇頂くロハス・ビジネス・アライアンス共同代表の大和田順子さんに、多摩川源流の小菅村にお越し頂きました。ここ最近、村の個々の施設や組織の目下の経営課題で頭がいっぱいだったこともあり、村づくり全体の動向を再確認する良い機会になりました。(大和田さんに頂いたコメントも大変参考になりました。)

移住施策と成果に関しては、大和田さんも驚いておられました。700人の村に、ここ3年間で17家族63人(うち子供が35人)移住して来られていること。単身者や地域おこし協力隊も入れるとさらにプラス十数人になります。人口もH26年4月の726人からH29年4月には738人へと増加に転じています。

佐藤教育長からは、多摩川源流研究所、多摩川源流大学、多摩源流祭と言った「源流」をテーマにした一貫した村づくり、「源流親子留学」での個々の家庭・親子の事情・気持ちに寄り添う移住相談・斡旋の取組の土台があって、それに、松姫トンネルの開通・道の駅の開業、世の中のローカルベンチャーの機運などがプラスの要因になっているとご説明がありました。

自分の役割としては、これまでの村民の方々の努力、世の中の追い風があっての今の流れを継続的・発展的なものにするために、村内の拠点施設・組織の経営安定化、都市部企業等のさらなる巻き込み、上下流連携の仕組みづくりをしっかりやっていきたいと思います。

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