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日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

「第5の競争軸〜21世紀の新たな市場原理」(ピーター・D・ピーダーセン著)

昨年ワークショップでの講演をお願いした、株式会社イースクエア社長ピーター・D・ピーダーセンさんから著書「第5の競争軸〜21世紀の新たな市場原理」の出版案内を頂いた。早速購入して読み始めています。

まだ半分も読んでいないのですが、私の中では既におススメ本になっています。ぜひ。

日本語ネイティブではないのに/ないからこそ、言葉の使い方がとても刺激的かつ的確です。

まず、書名にもなっている「競争軸」。普通マーケティングでは「競争要因」という用語を使うのが一般的だと思うのですが、敢えて「競争軸」を使われている。これで、この本の意義が確定したと思います。

ピーダーセンさんは、以下のように書かれています。

本書ではあえて、より大きな概念としての「競争軸」(Competitive Axis)に焦点を当ててみたい。個別の商品やサービスの差別化を左右する「競争要因」よりは広く、ある市場を一つの時代において特徴づけ、企業として栄えることができるか否かの決め手としてとらえたい。一時的なトレンドに対して、時代の在り方を変える大潮流(メガトレンド)の違いのようなものとして考えてもよかろう。「軸」というからには、まさにある時代における企業の「負け組」と「勝ち組」の分かれ目となるものである。」

そして、これまでの市場の4つの競争軸である「自己変革力」「マーケットシェア」「価格」「品質」に加えて、第5の競争軸として「持続可能性の追求」を提示する。突き付けると言ってもよいかもしれない。

この第5の競争軸を有さない企業は成長を社会から許されない、「成長許可」がないのだと。商品を、サービスを選ばれ続けるためにも、絶対的に必要不可欠なのだと。

正直言って去年までの自分なら「確かにそうなったらいいけど、でも現実は・・・」と思っただろうけど、今年に入ってからのオバマ大統領、日本の民主党エコカーの動向等々を見ていると、世の中の流れは確実にそっちに行っているのを実感する。

そして、もう一つ思うのが、この4+1の競争軸が企業(組織)だけに当てはまるのではなく、社会人一人一人(個人)にも当てはまるだろうということ。

自分が、これからの市場・社会において「成長許可」を得るには、「選ばれ続ける」には、この5つの軸で常に正の方向に進み続ければならないのだなあと、身の引き締まる思い(正直、大変な世の中を生きていかないといけないのだなあと、気が滅入る部分もあるのだけど・・・)。

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