日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

多摩川源流大学 RESOURCES PROJECT 商品発表会

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昨日は、多摩川源流大学が主催する「RESOURCES PROJECT 商品発表会」に参加してきました。

「多摩川源流大学 RESOURCES PROJECT」は、今年度から始まったらしいですが、源流大受講学生が3チームに分かれて、半年かけて、小菅の資源を活用した商品を開発するというもので、今回はその発表会。

 東京農業大学では、山梨県小菅村をフィールドキャンパスに見立て、学生達が現地の住民と一緒に農林業を体験し、本物を学びながら地域振興の役に立とうという「多摩川源流大学」プロジェクトを実施してきた。同プロジェクトは、源流域の自然資源や文化を学生達が体験する実践教育を進めるとともに、大学と源流域の知恵を融合することによって、過疎化や少子高齢化に悩む源流域の再生を目的としている。
 この度の発表会では、同大が特別講義多摩川源流大学応用コースの授業の一環で、学生たちが中心となって、山梨県小菅村の魅力を発信するため開発した商品を紹介する。

この日プレゼンテーションがあった3チームの作品は以下。


①「コスゲ―祭」
→小菅村を知って、(村人と)話して、体験する連続イベント。第1回は、3/29道の駅オープン日に、こんにゃくをテーマに実施。第2回以降は、竹籠祭、源流ダム祭、干し柿祭、ヤマメ祭、間伐祭、じゃがいも祭などを予定。
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②「ヤマメになりたかったたい焼き」
→もっと沢山の人に小菅村を知ってもらうためにスイーツの開発を開始。当初おしゃれなマカロンを開発しようとしたが、チームの誰もマカロンを最近食べてないことに気づき(笑)、より身近なたい焼きにチェンジ。「小菅のゆず蜜カスタード」「小菅のおばあちゃんの味噌じゃが」「小菅のつぶあん」の三つの味を開発。商品名は、日本で最初にヤマメの人工孵化が成功した小菅村ならではのネーミング。
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③「日本じゃがいも銀行」
→小菅の富士種じゃがいものオーナー制度。収穫した芋は小菅村で保管し、自分の取分はいつでも引き出し可能。ギフトとして郵送代行も対応。来春から、種芋植え、土盛り、芋堀りの体験イベントも企画。
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どの作品も、学生達の小菅村への熱い思いが、商品という具体的なカタチに昇華していくところを目の当たりにして、ジーンとしました。

さらに磨きをかけて行って、本格的な商品、イベントとしてヒットすることを期待します。

小菅村の松姫バイパスも先週無事開通して、交通量も増えているようですので、こうした動きがますます活発にしていって、観光入込が継続するようにして行かねば。僕らも微力ながら貢献できるよう頑張りたいと思います。

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