日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

国産天然樟脳「日向しょうのう」

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連日、色々と興味深い商品がさとゆめオフィスに持ち込まれていますが(感謝!)、今日ご相談頂いた商品は、中でもユニークでした。

国産天然樟脳。

しょうのう、と書けば「あ~、あれね」と思いだす方もいらっしゃるかもしれません。タンスとかに入れる、防虫剤のあれです。

今では、化学合成して作るのが一般的らしいですが、昔は、クスノキの端材を、山の水で煮て、蒸留して作っていたそうです。

ただ、今、昔ながらの製法で作っているところは全国でも2カ所しか残っていないらしいです。その一つが今回紹介頂いた宮崎県日向市の「日向しょうのう」です。

日向国(ひゅうがのくに)宮崎から、宮崎県クスノキのみで作る(水蒸気蒸留法)天然樟脳・宮崎県産材製品をお届けします - 日向のかおり:天然樟脳・宮崎県産材製品をお届けします

匂いを嗅がせてもらいましたが、どこか懐かしい匂い。田舎のおばあちゃんち、こんな匂いしてたなって、思い出すような。おばあちゃん、天然樟脳使ってたのかな(笑)

正直、この日向しょうのうが、市販の防虫剤と成分が違うのか、違わないのかわかりません。ただ、僕自身はすごく懐かしい匂いがしました。普通防虫剤の匂いが残っているとイヤですが、これならクスノキの香りをまとっているような優雅な気分になれるかも(笑)。

よければ、ぜひ試してみてください。