日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

最近の薪炭ニュース

写真は、先々週熊本県の黒川温泉に行った時に、「お宿 のし湯」にて撮ったレトロな薪ストーブ。黒川温泉は熊本にしては寒いところのようで、あちこちで薪ストーブを見かけました。

さて、恒例の「最近の薪炭ニュース」です。

●「ナラ枯れ」被害木で薪づくり@京都府京都市
http://www.asahi.com/national/update/1218/OSK201012180056.html

ふもとの寺院や商店街などでつくる「京都伝統文化の森推進協議会」が、「ナラ枯れ」被害木を薪にして運び出すイベントを、12月18日に開催されたようです。
100人もの市民が参加され、大盛況だったようです。作った薪は「京料理店のかまどや陶芸の登り窯」で燃料に使うそうです。こういった動きが広がれば、一石二鳥ですね。

●「匠なオイサン」が薪小屋製作@長野県伊那市
http://inamai.com/news.php?c=shakai&i=201012131826220000041120

団塊世代の男性を対象にした公民館講座(「匠なオイサン」という名称)の受講者が、地域の保育園内に薪小屋を製作されたそうです。保育園では薪ストーブを暖房に使っているのでしょうか??写真を見ると子ども達も楽しそうです。

●新型薪ストーブ開発@秋田県上小阿仁村
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20101210l

上小阿仁村の発明家として知られる武石清治さん」が、新型薪ストーブを開発されたそうです。しかも、秋田県発明展で発明協会会長奨励賞を受けたとのこと。おめでとうございます!!使用済みLPガスボンベを切り開いた厚い鉄板からストーブを作っておられるとのこと。「価格は大きさによって異なり、4万5千円から」だそうです。

●日本一の木炭生産量を誇る木炭メーカー@山形県山辺町
http://mytown.asahi.com/areanews/yamagata/TKY201012150393.html

山形県の「東北カーボン」という会社が、日本一の木炭生産量の木炭メーカーなのですね。知りませんでした。生産量は、年間200万リットルで、主力商品は、塗料「スーパーカーボンコート」、「床下調湿活性化木炭」など。ちなみに、「スーパーカーボンコート」は、粉にした炭に接着剤を混ぜ、虫が嫌うヒバ油を加えることでシロアリ予防にもなるとのこと。「売り上げは右肩下がり」のようですが、これからも頑張って頂きたいです。