日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

平牧三元豚


生活クラブ生協主催の生産者との交流イベントで、平田牧場で養豚をされている方とお話する機会があった。

平田牧場は、日本一のおいしく、安全な豚肉と名高い「平牧三元豚」の飼育農家だ。「平牧三元豚」の豚肉は、銀座や東京ミッドタウンなどの店でも品切れが続出するほどの人気なのだそうだ。

  • 平牧三元豚

山形県酒田市の平田牧場で飼育される三元豚は、特に平牧三元豚(ひらぼく さんげんとん)と呼ばれる。
飼料に非遺伝子組み換えのトウモロコシ、大豆粕といった植物性飼料を使用し、肉骨粉など動物性タンパク質を与えないことで、肉(脂身)の味、コク、弾力を与えている。一般的な豚より肥育期間が20日間長い200日間であると宣伝文などでうたわれている。さらに、飼料の国内自給率アップのために、生活クラブ生協と山形県と連携して飼料に米を利用するこめ育ち豚を飼育する。
三元豚 - Wikipedia

話をしていて、驚いたのは、この「平牧三元豚」が、生活クラブ生協と共同で開発したブランドだということ。

生活クラブの会員さんの高い要求水準に叶うようにと努力を重ねていった結果、この味、この安全性を実現したのだと。

消費者が生産者を育てる、ということ。

そして、今、平田牧場の社員さんは、週末に首都圏の生活クラブの店頭で、豚肉の安全性や環境配慮についての勉強会を、完全ボランティアでやっておられる。

生産者が消費者を育てる、ということ。

生産者と消費者が育てあう関係というものを目の当たりにしました。

**

「平牧三元豚」を買って帰って、中華丼で頂きました。おいしかったです。