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日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

福島県広野町にて新プロジェクト始動

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福島県広野町において、東北復興に向けた新たな取組み「双葉八町村に春を呼ぶ!広野わいわいプロジェクト」(実施主体:広野サステナブルコミュニティ推進協議会)が始まりました。

東日本大震災後、約半年間に渡って町全域が緊急時避難準備区域に指定されていた広野町では、いまだに帰還した町民が半数以下にとどまっています。このプロジェクトでは、町民の帰還促進とコミュニティの再生につなげるため、地域外との交流拡大や地域での雇用創出を通して広野町の賑わいを取り戻すことを目的としています。

さとゆめはこのプロジェクトにおいて、特産品を活用した生業(なりわい)づくりのための商品開発、テスト販売、販路開拓等を担当することとなりました。

なお、7月10日~11日には、本プロジェクトの第一弾の活動として、首都圏からの参加者と地元の参加者の意見交換等を行う1泊2日のキックオフフォーラムが開催され、わたくし嶋田が参加し、弊社の活動紹介と、地域資源を活用して広野町をもっと魅力あるものにするためのアイデアを出し合うワークショップのファシリテーションを行いました。

弊社は、これまでも東北復興支援に向けた取組みを複数行ってきましたが、さらに加速してまいります。

※本プロジェクトは、復興庁の平成27年度「新しい東北」先導モデル事業の一つにも選定されております。キックオフフォーラムのプレスリリースが復興庁から配信されておりますので、こちらもご参照ください。
http://www.reconstruction.go.jp/topics/m15/07/20150708_hironowaiwaiproject.pdf

※また、福島新報、福島民友新聞にも記事掲載頂いたようです。

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以下、いくつか写真を紹介。

原発事故当時風上にあったので線量は、生活に問題ないレベルで低いのですが、町民約5100人のうち、過半数の約3000人が、仕事がない等色々な理由でまだ町外で生活しているそうです。一方で、原発事故収束の作業員さん3000人が町内に居住していたりと、話を聞けば聞くほど爪痕は深いです。車窓からは、除染した土を入れたフレコンバックがそこらじゅうに見えます。
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サッカー日本代表の合宿所だったJヴィレッジは今、東京電力福島復興本社になっていて、7000人の作業員さんが毎日ここから原発にピストン運行バスで向かってるとのこと。作業員の車2000台が停まっているのは、かつてサッカーの練習グラウンドだったところ。
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大熊町の“じじい部隊”の皆さま。自称(!)“じじい部隊”は、大熊町の元・産業課長さん、元・総務課長さんなど役場のお偉いさんだった方々6名の有志がつくったグループです。NHKスペシャルとかでも取り上げられているので、有名かも?
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/0307/

フクイチが立地する大熊町は、町民はもちろん、町役場も町外に避難・移転しないといけなくなったわけですが、現場の行政の仕事がなくなるわけではありません。防犯・防火のパトロール、農業用ダムの管理、道の除草、鳥獣害対策などなど沢山あります。

その仕事をだれがやるのか?となったとき、「未来がある若者を放射能にさらしてはならない! これから干からびていくだけのじじいが残ればいい!」と、手を上げたのが “じじい部隊”の皆さま。毎日交代で、「帰還困難区域」になった町域に入って、無人となった町を守っておられます。

その活動の様子をお聞きして、ただただ圧倒されました。
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ワークショップの様子。難しい状況の中で、いかに楽しくアイディアを出し合うか。
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アイガモ農法ならぬ、アヒル農法。民泊させて下さった、新妻有機農園さんが実践されてました。
https://www.facebook.com/AhylumaiFromFukusima

ペットのアヒルを田んぼに遊ばせていたところ、ある日全く雑草が無くなっていることに気づいて、「これだ!!」と始めたそうです。

アイガモよりも、除草効果が高く、肉としても高収量・高品質なので、一石二鳥らしいです。これぞ、イノベーション!

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