日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

【日経DUALに掲載】子育てに戻りたくなるマンションの“秘密” ~ 「コミュニティーのある住まい」は共働き家族の強い味方

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板橋区のマンション「サンシティ」の森)

日経DUALさんに取材を受けた記事が、本日より公開されています。

子育てに戻りたくなるマンションの“秘密” | 日経DUAL
(私のインタビューが載っているページは、コチラ

かれこれ10年くらい、農山村のコミュニティづくりの支援をしていますが、311後の東京の混乱ぶりを見て、都会こそコミュニティつくっていかないとヤバいんじゃないかという問題意識を持ちはじめました。

それにしても、東京にも、「ここは村か!!」と驚くような成熟した都市コミュニティがあるんですよね。

この記事でも紹介されている板橋区の「サンシティ」には、中庭に4.2haの雑木林があります。この森を、住民が月2回集まって管理をしています。そして、伐採した丸太でシイタケをつくったり、竹で子どものおもちゃをつくったり。ここで育った子供たちは、子育てするために、このマンションに戻ってきたり、3世代で住んでいることも珍しくありません。もう、すっかり、「ふるさと」になっているんです。

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(「サンシティ」には、こんな滝が、マンションの中庭にあったりします。)

関心のある方は、ぜひ一度夏祭りなどに参加してみてください。びっくりすると思います。

僕としては、農山村、都市にこだわらず、人の“心の中”に、“ふるさと”をつくっていくお手伝いができればと思っています。

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なお、上記の日経DUAL記事でも触れていますが、弊社が調査実施機関として参加した管理組合向けアンケート調査の結果は以下のニュースレターで結果が好評されています。


マンション・コミュニティに関する大規模調査実施! 第1回「マンション・コミュニティに関するアンケート調査」 ≪調査結果のご案内≫

さとゆめは、ただのロールケーキ屋さんではありません。リサーチもできるロールケーキ屋さんなのです(キリッ

という冗談はおいといて(いや、事実か)、知れば知るほど、都市も農山村も問題の根っこは同じです。高齢化、関係性の希薄化、世代間格差、地域への愛着・誇りの欠如等々。サステナブル・コミュニティ研究会を立ち上げてから3年間、試行錯誤、蓄積してきたことを、これから外にどんどん発信していこうということになりました。

続報もお楽しみに。