「ライフ・オブ・パイ / トラと漂流した227日」
今週はいろんなことがありすぎて、頭の中がぐるぐる回っている状態だったので、ちょっと気を鎮めようと思って、金曜日の夜、池袋にレイトショーを観にいってきた。
観た映画は、たまたま時間が合った「ライフ・オブ・パイ / トラと漂流した227日」。
映画「ライフ・オブ・パイ / トラと漂流した227日」オフィシャルサイト
いや〜、面白かった!
ネタバレになるので詳細は書かないけど、「結局どっちなの!?」と思わせぶりなラストが秀逸。
ブログとかフェイスブックとかツイッターで人々が自分の日常を公にするようになっても、結局自分にしかわからない世界、自分しか知らない世界は依然として大きく存在する。
その、自分にしか分からない世界を、どのようなストーリー(人生と言う物語)として自分なりに認識していくのか。どう前向きなストーリーとして捉えるのか。そこが人生を有意義に、ハッピーに過ごすための秘訣なような気がする。
仕事にしても、NPO活動にしても、「結果」は外に出て客観的に記録されるが、そこに至るまでの心の動きや結果に対する気持ちは、ほかの誰にも分からない。結局は自分が主観的に解釈するしかないんだ。
自分が主人公の物語(人生)をどう楽しくしていくのか、どう後悔のないものにしていくのか、これからもじっくり考えていこう。
そんな気持ちを湧きおこさせてくれた映画。
おススメです。