日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

さとゆめラボショップの近況~北三陸の缶詰、産官学が実現、販売スタッフ募集中~

弊社が、法政大学、慶応大学の中嶋聞多研究室と共同運営している、地域を応援する実験的店舗「さとゆめラボショップ」ですが、ちょっとずつ、ちょっとずつ進化してきています。

以下、近況報告です。

  • 北三陸の商品の取扱を始めました

岩手県は北三陸の「宏八屋」という水産加工会社の商品の取扱を始めました。

宏八屋のホームページ

宏八屋さんは、「あまちゃん」の舞台になった久慈市の隣町の種市というところにあり、北三陸のほや、うに、あわび、秋鮭、いかなどの生鮮品、加工品を扱っておられる会社なのですが、東日本大震災の津波で工場を全て流されてしまい、最近ようやく、本格的に生産を再開されたとのこと。

とある方から繋いで頂き、我々で、何かお役に立てないかと考えたことと、商品を試食させて頂き、さとゆめの社員一同「うまい!!」と声をそろえたくらいの味に、取扱を決めるまでに時間はかかりませんでした。

さすがに生鮮品は在庫を置けないので、宏八屋さんの看板商品「いちご煮」(うにとあわびのお吸い物)を中心とした缶詰と、海鮮お茶漬けなどの常温で保存できる加工品を置かせて頂いています。

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まだ、取扱を始めて2週間くらいですが、「いちご煮」は、最初の2日間で、最初に仕入れた24個が売り切れてしまうほどの売れ行きで、びっくりしています。その他、秋鯖の缶詰なども人気です。

是非是非、お買い求めください。

  • 産官学が実現?

これまでも法政大学の大学院生の平戸さんが、ずっと商品の仕入れから販売、販促まで一手に頑張ってくれていましたが、最近は、拓殖大の学生さんがデザインを協力してくれたり、立教大の学生さんが店頭に立ってくれたり、沢山の学生さんが関わってくれるようになっています。

こうした若い力には感謝してもしきれません。

11月18日からは、環境省事業の関係で、東京都檜原村の山の幸の販売を始めます。2月からは、復興庁事業の関係で、宮城県・浦戸諸島の海の幸の販売を行います。

いつのまにか、この3坪の小さいお店で、「産官学」の連携が実現しています・・・

計画やら提言やらで、文字づらだけで「産官学の連携を!」とか偉そうなことを言うのは簡単です。これからは、小さくてもいい、目に見える形をつくることに全力を注いでいきたいと思います。

と、いうような感じで、商品のラインナップも充実してきたことや、色んな方面から、ラボショップとコラボしたいとうようなお声かけを頂いていることを踏まえ、いっちょ頑張ろう!ということで、これまでの夕方のみの営業から、朝から夜までの営業に拡大することになりました。

さすがに、さとゆめのスタッフや学生さんだけでは回らないので、店頭スタッフを募集することになりました。

昨日から、以下の求人サイトで、募集中です。

さとゆめの募集情報|バイトジャングル

もし、地域産品の販売等に関心のあるお知り合いが近くにいらっしゃったら、ぜひこちらの情報をお知らせください。

以上、近況報告でした。

ところで、今日も、我が家は南三陸三昧でした。

金曜日にiPad魚屋さんから注文した牡蠣を入れた牡蠣鍋と、シュリ貝(ムール貝みたいの)のワイン蒸し。

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うまかった!

一昨日から風邪気味だったのですが、咳も収まってしまいました。(プラセボ効果かもしれないけど。)

さとゆめを始めて良かったことの一つが、うまいものを食う機会が増えたこと。もちろん、エンゲル係数が確実に高まっているわけですが・・・

では!!