日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

ブログをリニューアルしました。

数日前から、ブログ「日本再発見ノート」を、リニューアルしました。

ブログのURLも、ご覧の通り、

http://d.hatena.ne.jp/ssshumpei/

から、

http://shumpeishimada.hatenablog.com/

に、変わっています。

正確には、同じ「はてな」のブログサービスである「はてなダイアリー」から「はてなブログ」に乗り換えたというわけです。

2008年からずっと「はてなダイアリー」でブログを書き続けてきましたが、1年ほど前に、「はてなブログ」(ベータ版)が突如新しくリリースされて、「えっ、既にはてなダイアリーがあるのに、なんでまた別のブログサービスを始めるんだ??紛らわしい・・・」と戸惑いました。

実際、ベータ版がリリースされた頃の「はてなブログ」のサービスレベルは「はてなダイアリー」と比べてはるかに劣るもので、なぜ新しいサービスをわざわざ立ち上げたのか、その意義が全く感じられないものでした。

ただ、興味本位で「はてなブログ」でも、同じ「日本再発見ノート」というブログを立ち上げて、両方に同じ記事を投稿して並走させてきました。もちろん、はてなブログに移行させるつもりはまったく有りませんでしたが。

ところが、です。一からのスクラッチで開発が始まった「はてなブログ」はベータ版のまま、次々に新しい機能を追加していき、みるみるうちに「はてなダイアリー」のレベルに達しました。そして、年末から今年頭に連続投入された新機能で完全に「はてなダイアリー」を突き放しにかかりました。


そして、1月23日に正式サービスとしてのリリース。


これまで慣れ親しんだ「はてなダイアリー」を手放すのはさすがに悩みましたが、はてなブログのユーザビリティを認めざるを得ませんでした。

さらには、はてなダイアリーからはてなブログへの記事やブックマーク、コメントの全面インポートできること、リダイレクト機能(はてなダイアリーに来た人が自動的にはてなブログに飛ぶ機能)があることが決め手になりました。

先週末に思い切って、はてなダイアリーからはてなブログに記事をインポートし、リダイレクトをかけました。これで、僕が5年間書いてきたはてなダイアリーにはもうアクセスできなくなりました。

が、はてなブログをメインに使い始めて、その使いやすさに改めて感動しています。はてなブログに一本化した後悔はありません。

そこで、ふと思い出したのは、はてなダイアリーでブログを書き始めたときのこと。以下、2008年2月のエントリーを引用します。

この日本再発見ノートは、株式会社はてなの「はてなダイアリー」というサービスを使って書いている。

こうしたブログサービスは、数え切れないほどあるようだが、ブログを始めるにあたって、迷うことなくこの「はてなダイアリー」を選んだ。

選んだ最大かつ唯一の理由は、近藤淳也さんの会社がつくったサービスだからだ。

近藤さんは、大学時代に所属していたサイクリング部の先輩だ。と言っても、記憶している限りではおそらくお会いした回数は4、5回程度だろう。

はてな - 日本再発見ノート Rediscover Japan.

(中略)

そんな私であるが、近藤さんから大きなインパクトを受けたことがある。

一回生の時だったか、二回生の時だったかは定かではないが、サイクリング部恒例花背峠のタイムトライアルの時。

タイムが平凡な私は近藤さんをはじめとする上位陣が一息ついた頃にようやくゴールするのが常だったが、その日近藤さんはだいぶ遅れてスタートしたのか、私がゴールした直後に、峠をあがってきた。

そして、ゴールするなり、倒れ、激しく背中を震わせながら、まるで悲鳴のような息を20分ほどもされていた。きっと遅れてスタートしたのにも関わらず、攻めに攻めて上ってこられたのだろう。

うまく言葉にできないが、これほどまでに、人は自分を追い込めるのかと、力をセーブしながら走っていた自分が恥ずかしくなったのを今でも覚えている。

今でもあの光景はありありと思い出せる。

話は戻るが、この「はてなダイアリー」は、あの近藤さんが全力をかけて作っているサービスなのだから、素晴らしいサービスに違いない。そんな確信があるのだ。

はてな - 日本再発見ノート Rediscover Japan.

近藤さんは僕のことすら覚えていないでしょうけど、↑は結構鮮烈な記憶です。

近藤さんは、今も全力で走っているんだなと、思った。自分が一度作ったサービスを捨ててまで(語弊があるが・・・)、一から新しい、旧サービスを超えるサービスを作り上げた。

はてなダイアリーの延長上にブログサービスの「理想」が見えなかったからこそ、新しいサービスを立ち上げる決断をしたのだろう。

僕は今確信しています。「はてなダイアリー」から「はてなブログ」に力点の置き方は変わってしまったが、この「はてなブログ」はきっと、もっともっと、書く人に寄り添った、ものを書く、人生を綴るという「情熱」を焚き付けるようなサービスになるだろうと。

てなわけで、今後とも頑張って書きますので、よろしくお願い申し上げます。拝

はてなブログについては、以下のエントリーもご参考ください。おススメです。