日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

東京都内・木質ボイラー巡り&薪炭ニュース


残暑見舞い申し上げます。

先週、最近薪ボイラー、チップボイラーが設置された都内の温浴施設を視察してきました。いやはや、最近増えているんですね。うれしいことです。
都会のマンションなどでは、中々自宅に薪ストーブやペレットストーブを入れるのが難しい事情もありますので、まずは公共の温浴施設や民間の飲食店などに木質バイオマスに触れられる場所が増えていけばいいなと思います。

ちなみに、私が訪問したのは以下の施設です。結局お湯には入らず仕舞いで、ボイラーだけ見たら次の目的地に向っていたので、湯巡りならぬ、ボイラー巡りでした・・・。次は湯巡りをしたいです。

■「ポカポカ足湯」(東京都八王子市) →薪ボイラー
http://www.city.hachioji.tokyo.jp/shisetsu/kankyo/kitanoseisokojyo/033706.html



■「秋川渓谷 瀬音の湯」(東京都あきるの市) →薪ボイラー
http://www.seotonoyu.jp/



■「檜原温泉センター 数馬の湯」(東京都檜原村 →薪ボイラー
http://www.kazumanoyu.com/



■「奥多摩温泉 もえぎの湯」(東京都奥多摩町) →チップボイラー
http://www.okutamas.co.jp/moegi/


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さて、以下、最近の薪炭関係ニュースです。

●間伐材の炭で遊休地再生、野菜収穫体験も人気 @山梨県都留市
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2012/08/02/10.html

木炭の土壌改良材を使って育てた野菜は、「味が濃い」と好評なのだそうです。炭を土壌改良に使うだけでなく、収穫体験ツアーも展開したところがポイントですね。3千人が訪れているそうですから、素晴らしいです。

●松原の薪たきお盆の迎え火 @岩手県陸前高田市
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001208090003

岩手県陸前高田市で、高田松原の倒木を使ってお盆の迎え火が焚かれたそうです。京都から大文字保存会のメンバーも訪れ、一緒に作業をされたとのこと。

●災害時に役立つ実験工作を 備長炭で電池づくり @和歌山県和歌山市
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20120810ddlk30040438000c.html

備長炭電池は、市販の備長炭に銅線や塩水に浸したキッチンペーパー、アルミホイルを巻き付けて作る簡単な物。備長炭1本で約0・7ボルトとのこと。何本か使うと、ラジオなどを動かすことができるそうです。

自然エネルギー普及に向けた市民出資 「地域MEGAおひさまファンド」募集開始!
http://www.zaikei.co.jp/releases/56822/

おひさまエネルギーファンド株式会社(長野県飯田市)が、「1口10万円と50万円の2種類の契約で一般の市民より出資を募り、長野県南信州を中心に、県内外の連携地域において、太陽光発電設備もしくはペレットストーブの導入を行う目的のファンドの募集を開始」とのことです。