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日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

天竜浜名湖鉄道で、天竜へ。FSC森林認証の家ほか。

ちょっと前になりますが、4月13日に浜松市の天竜に初出張。浜松市さんとは、4年目のお付き合いになりますが、林業関係施策を一緒に考えたり、施策の効果を評価したりと言うような仕事をしています。

いつもは浜松まで新幹線で行ってしまうのですが、今日は天気もいいし、気持ちに余裕もあるので、掛川で新幹線を降りて、天竜浜名湖鉄道でのんびり向かいました。

天浜線(天竜浜名湖鉄道株式会社) - 日本の原風景に出逢う旅。

掛川駅の木造駅舎。

天浜線の1両編成のワンマン車両TH1。沿線の森や里、湖、川等の風景が描かれています。

天浜線には、いい感じの木造駅舎が沢山。

沿線には、桜がちょうど見ごろを迎えていました。

天浜線は経営が苦しいらしいですが、地域の足でもありますし、何とか残ってくれたらいいなと思います。

そんなことを考えているうちに、天竜川の鉄橋を越え、天竜の木材集積拠点だった二俣駅を過ぎ、西鹿島駅に到着。


西鹿島駅で市の担当者と合流し、最近竣工したばかりのFSC森林認証の家に連れて行ってもらいました。

浜松市は、平成22年3月に27,865haの森林でFSC森林管理認証を取得していますが、認証取得経費の一部を浜松市役所が負担している他、「天竜材の家/百年住居る事業」という助成事業で、FSC材を使った場合の上乗せ助成があったりと、官民が一体的に森林認証の取組みを積極的に進めています。
私の印象としては、地域の工務店や製材所が、このFSCをきっかけにお互いに連携して頑張っていこうという機運が高まってきているように感じています。

ちなみに、「天竜材の家/百年住居る事業」の詳細はこちら。これまでに700棟くらいの地域材住宅が建てられていて、地域工務店や製材所の地域材利用のインセンティブになっています。
浜松市/天竜材の家/百年住居る事業(地域材利用推進事業)

外観。

リビング。

キッチン。

床。スギ板が冬は暖かく、夏はひんやりして、快適。

階段にはヒノキが使ってありました。

2階の子ども部屋。

細部がなかなか凝っています。

浜松市のシンボル・家康くんと、認証証書。

ちなみに、敷地は60坪、建屋が30坪。木材を約30立米使っていて、100%FSC認証材とのこと。但し、全てが浜松市の認証材というわけではなく、一部海外の認証材も使っているとのこと。

FSC森林認証の家を見に行った後、浜松市役所にて、今後の天竜林業のために行政が出来ることをディスカッション。担当者から、次のステップが明確に見えてきたとおっしゃって頂きました。

良かった良かった。これからが楽しみです。

<以下、参考。>

天竜林業についてご関心、興味のある方は、以下をごらんください。

平成21年度に委託して頂いた以下の調査でまとめています。
雇用力・生産力・地域力・教育力の一体的連携強化による山村活性化に関する調査
http://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/kokudokeikaku_tk5_000075.html

第3章1に、天竜林業の歴史的な成り立ちや、現状について、整理しています。
http://www.mlit.go.jp/common/000128398.pdf