日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

東京都最高峰・雲取山 山行録

ゴールデンウィークの前半、4月30日から5月1日の一泊二日で、東京都最高峰である雲取山(標高2,017m)に登山してきました。

雲取山(くもとりやま)は東京都・埼玉県・山梨県の境界にある標高2,017mの山。
奥多摩と奥秩父の二つの山域の境界に位置し、東京都の最高峰・最西端である。山頂には一等三角点がある。奥多摩山域の中では比較的人里から奥深くにある山である。妙法が岳、白岩山とともに三峰山の三山の一つである。日本百名山の一つに選ばれている。
雲取山 - Wikipedia

昨年登った南アルプス山行録のエントリーへのアクセス数が多く、ちょっとは役に立てているようなので、今回もコースタイムなど、記録しておきたいと思います。
南アルプス山行録 - 日本再発見ノート Rediscover Japan.

今回も昨年の南アルプスに引き続き、大学からの友人と二人での山行きです。

ちなみに、今回の登山は、夏に予定している本格的な登山の足馴らしにという趣旨だったのですが、結果的には、予想に反してまさに「本格的な」登山を今回堪能しました・・・。下山後二日ほど筋肉痛に悩まされたのは言うまでもありません。

東京で本格的な登山をしたい方にはオススメです。(なめてかかると痛い目にあいます!)

  • 第1日目(4月30日)

05:37 保谷駅 (西武線で所沢、小平経由拝島まで。拝島からはJR青梅線で奥多摩へ)
07:46 奥多摩駅 着
08:00 西東京バス「鴨沢西」行き(臨時) 発
08:30 「鴨沢」バス停 下車
(バス停近くで奥多摩湖を見ながら朝食)
09:00 鴨沢より登山開始
12:00 七ツ石小屋 着
12:50 七ツ石山(標高1757m) 頂上着
(小休憩)
13:45 雲取山ヘリポート 通過
13:50 奥多摩小屋 着
14:35 雲取山避難小屋 着
14:40 雲取山(標高2017m) 頂上着
(小休憩)
16:00 雲取山山荘 着
(テント泊)

以下、写真を幾つか。


奥多摩駅ゴールデンウィークでも、自粛ムードが続いていて人は少ないだろうと思っていましたが、かなりにぎわっていました。


バス停「鴨沢」。水場とトイレがあります。車を駐車するスペースもあります。


登りだして眼下を見るとこの景色。若葉の淡い緑と、杉の濃い緑、そして、山桜の淡いピンクがアクセントをつける。今の季節の山は本当にきれいです。「山笑う」と表現した先人の感性に敬服です。


山桜。ちょうど満開の頃でした。この薄桃色をみれるのはこの季節だけでしょう。


標高1000mくらいまでは、スギの人工林が続きます。


途中に突如現れた、多摩川水源森林隊活動地。しっかりと枝打ちされていましたが、間伐のほうが必要な気が・・・。


山中ではあらゆるところで「水源」の文字を見ました。この一帯は、まさに東京の水がめなのですね。wikipediaにも、以下の記述が。東京が山梨から山を購入した歴史があるようです。

1901年(明治34年)、東京府東京市(現在の東京都)は、水源地保全のため、多摩川を囲む山地4万8千ha余りを山梨県から購入。大正末から昭和6年(1931年)にかけて、ススキの原だった雲取山周辺の稜線に、落葉松の苗木を植林した。現在は東京都側と山梨県側の山林が、東京都水道局の水源林(東京都水源林)となっている。
雲取山 - Wikipedia


コバノミツバツツジもきれいでした。


奥多摩小屋と、そこからの景色。山々の連なりがグラデーションで見えます。


奥多摩小屋からは、こんな感じの尾根を伝って緩やかなアップ。気持ちのよいコースですが、天気がもうちょっと良ければなあ、というのが正直なところ。


雲取山避難小屋。こぎれいな感じです。この後ろに、山頂っぽい看板があるのですが、山頂はもう少し先です。ご注意ください。(僕らはだまされました・・・)


山頂から山荘へ下る北斜面は、雪が残っていました。アイゼンがあったほうが良いでしょう。


雲取山山荘。テントがびっしりと立てられています。張り場を探すのに一苦労でした。

  • 第2日目(5月1日)

07:30 雲取山山荘 発
08:00 雲取山 頂上着
08:45 三条ダルミ(飛龍山への分岐) 通過
(ここを過ぎたあたりで時計を紛失したことに気付き、30分くらい探索に費やす。見つからず・・・)
10:55 三條の湯(標高1100m) 着
(温泉につかる)
11:55 三條の湯 発
14:10 「お祭」バス停 着
14:35 「お祭」バス停 発
15:10 奥多摩駅 着
(無事、行程終了!)


下りでは、鹿の食害をあちこちで目にしました。駆除も結構本格的にやっているようですが、あまり効果は出てなさそう。


飛龍山への分岐点、三条ダルミ。


三条の湯で一休み。入浴料は500円です。「三条の湯の源泉は、小屋より200mほど上流にある岩の割れ目から自噴しています。源泉の温度は約10℃と低いので、主に水力発電と小屋の周辺の風倒木などを薪にして沸かしています。泉質は、約PH10の単純硫黄冷鉱泉で、弱い硫黄の匂いと、入浴時の肌のツルツル感が好評です。」とのこと。
三条の湯ホームページ


新緑の渓流を横目に見ながら下る。秋の紅葉の頃も間違いなく絶景でしょう。


三条の湯から2時間15分ほど下ると、自動車道に出ました。少し道沿いに進むと、お祭バス停があります。