日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

最近の薪炭ニュース

今岩手の農山村部を出張中ですが、至る所に薪が積んであります。さすが、バイオマス立県・岩手(私が勝手に命名)。上の写真は、旅館の食堂に置いてあったダルマストーブ。いいフォルムです。

さて、毎週恒例の薪炭ニュースです。

●森林整備促進へ破砕機導入@長野県伊那市
http://inamai.com/news.php?c=seiji&i=201011191804530000040897

伊那市では、森林内に放置された枝条などをチップ化するための破砕機を購入したそうです。19日に市民や市職員向けの操作講習会が開かれ、12月からは、自治会やNPOへの貸し出しが始まるとのこと。市では、放置された枝をチップにする事でクロスカントリーコースの整備などに活用していきたいとしています。

●河川敷の木、伐採したらあげます@岡山県
http://mytown.asahi.com/areanews/okayama/OSK201011190174.html

中国地方整備局岡山河川事務所は、管理する河川敷に繁茂する樹木伐採の経費削減のために、昨年度から伐採した人に無償で持ち帰ってもらうことにしているそうです。キノコ栽培、薪ストーブ燃料やガーデニング材料に使われていて人気上々のようです。約1千万円の経費削減にもなっているようで、これは良い取り組みですね。

●転機迎える県内の木炭業界 高品質だが収益上がらず@岩手県
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20101114ddlk03020012000c.html

日本の木炭生産量の1/3の生産を誇る岩手県の木炭業界は、収益性の低下、生産者の高齢化など苦しい状況にあるようです。理由は、輸送・出荷を担う「移出業者」に価格交渉の主導権を握られていること、安価な「おが炭」の台頭などが挙げられています。苦境を脱するために、関係者による「木炭振興方針検討委」が立ち上げられ、市場調査などが始まっているようです。

●炭ブームの仕掛け人はアーティスト
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=28835196

空気浄化や脱臭、シャンプー材料等々の木炭の新用途の開発などを進め、炭ブームの仕掛け人とされている、炭化装置製造販売会社「ゼロエミッション・ホールディングス ( Zero Emission HOLDINGS ) 」松下康平さんの紹介記事。今は、ビジネスの傍ら、炭を使った「絵」の製作などアート活動も行われているそうです。素晴らしいですね。

●石窯ピッツァ サンタ・アンジェロ@大阪府大阪市難波
http://www.sankei-kansai.com/2010/11/18/20101118-046263.php

西日本で初めてイタリアから石窯を輸入し、本格的なピッツァを提供し続けるイタリア料理店「サンタ・アンジェロ」(昭和55年オープン、大阪難波)の紹介記事。ピッツアを焼く技術、薪の確保、小麦粉の配分や生地の熟成時間など、試行錯誤を重ねられて今に至っていることのエピソードが紹介されています。一度行ってみたいものです。

今回は、以上です。では、また。