高尾山とネパール
アルバイトで来てくれていた東京都市大学の学生さんと山道を歩きながら、彼の研究の話を聞いていたのだけど、一瞬耳を疑った。
学生さん「環境共生住宅の温熱環境の研究をしているんですよ。」
私「へ〜。指導教員はなんていう先生?」
学生さん「リジャル先生です。」
私「リジャル先生!? 温熱環境の研究していてリジャルって名前って、ネパールの!?リジャル・ホム・バハドゥルさんだよね?」
学生さん「え!?なんで知ってるんですか?」
私「やっぱり。知ってるも何も・・・」
なんと!!
京都に居た頃、当時京都大学の博士課程に在籍されていたリジャルさんが、薪く炭くKYOTOの活動に参加して下さっていたのです。
ネパールに戻られたと聞いていたのですが、またお名前をお聞きできるとは。教員として、日本の大学で職を得られたのですね。おめでたいことです。
リジャルさんは、ネパールの貧しい農村では今も原始的な竃や囲炉裏が使われていて、煙によって煮炊きに従事する女性が失明したり、薪を必要以上に使ってしまい森林が失われたりということに問題意識を持たれて、住宅の温熱環境の分野で研究を始められた方。
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今は、そういった研究を続けつつ、日本のエコハウスの研究などもされているとのこと。
そのうち、お会いできればと思います。世界は狭いというか・・・