日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

信濃町出張


昨日から今朝にかけて、長野県信濃町へ。

東京も今朝雪がぱらついたそうですが、信濃町は朝起きると、一面の銀世界でした。

長野県北端の信濃町でも、4月にこれだけの雪が振ることは、めったにない「異常気象」のようです。

今回の用事は、信濃町のイチオシ事業である「癒しの森事業」の方針を議論する「癒しの森事業推進委員会」での、地域づくりマーケティングに関する講演でした。まあ、講演と言っても、4年前から親しくさせて頂いている顔ぶれのほうが多い中での、ざっくばらんなお話と言ったおもむきです。

(とは言え、町長も出席されていたので、ひそかに緊張してました・・・)

具体的には、まず、4年前に行ったワークショップでの検討プロセス、その後の事業の立ち上げ、顧客獲得の成果について、外部の視点からの振り返り。(信濃町はすごいことをされているのですが、内部の皆さんはさらりとやってのけておられるので、もっと自信を持たれても良いと思いますよという話も。)
続いて、これから癒しの森事業が次のステップに進む際に、どうやって地域の合意形成、事業形成を図っていくといいかという私の意見を話しました。

自分としては、「なんとなく勉強になった」ではなく、「なるほど、そういうことか。ひとつ、みんなでやってみるか」という雰囲気になればいいなあと思い、前向きな提案も勝手ながら幾つか述べさせて頂きました。

地域の事業のあり方など、コアメンバーとはいつも話しているものの、公式の場でじっくりと提案させて頂くのは初めてだったのですが、委員会後の懇親会で、「信濃町がこれから進む方向、なんとなく自分が考えてきたことが形になった気がしたよ。」「信濃町のこと理解してくれてありがとう。今まで嶋田君のことよく知らなかったけど、今日でぐっと近づいた!」と何人かから声をかけてもらい、涙腺がゆるみそうになってしまいました・・・。うれしい限りです。

しかし、信濃町は、おそらく今年・来年あたりが勝負のとき。全国に、そして世界に打って出る時機だと思うので、気を緩めず、微力ながら貢献していきたいと思っています。

そんなこんなで、来週の火曜・水曜もまた信濃町に行きます。楽しみです。