日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

感情解放

今日は朝から妻に同行して、武蔵野線で遠路はるばる東京・小平市「小平整体塾」へ。妊婦向けの安産整体や産後の骨盤調整で有名な先生とのこと。

我々は産後の骨盤調整のために行ったのだけど、先生は赤ん坊の整体もやっているそうなので、ついでに娘(生後2.5か月)も施術してもらった。

これがなかなかに勉強になった。

  • お腹の中の赤ん坊には相当なストレスが掛っていて、それが体の中に蓄積された状態で、生まれてくる。生まれてきた赤ちゃんが手や腕・脚を縮こめているのは、ストレスで緊張しているからだ。
  • 夜泣きは、そのストレスを発散する行動。「感情解放」と言う。夜泣きは良いことである。泣きやまそうとするのではなく、どんどん泣かせたほうが良い。ただし、短期的なストレス(例えば、お腹減った、うんちが出た等)で泣いている場合は、解決してあげたほうが良い。
  • 感情解放で泣いているときは、涙も出ないことが多い。腹から声を出すように、手足を激しく動かしながら泣く。体の硬い部分(感情の塊があるところ)を刺激してあげると、解放が促進される。
  • この胎内にいる時のストレスは、3歳くらいまでにすべて出し切らないと、やっかいだ。小学生、中学生になり体の仕組みが複雑になってくると、簡単には解放できなくなり、臓器や精神の問題にもつながってくる。

そんなことを話しながら、赤ん坊の体を触って「ここに感情が溜まっていますね。解放させてあげないと」とつぶやきつつ、そこをクイクイと指で押すと、赤ん坊が普段聞いたこともないくらい激しく泣きはじめたので、びっくり。まさに「感情解放」という感じだった。

「うん、これで大体感情の塊がとれました」と言って施術が終わったころには、赤ん坊はふにゃふにゃのお餅のようになっていたので、またびっくり。

人間って面白いですね〜。