日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

飯伊森林組合長のお話

火曜日は、「持続可能な森林経営研究会」に参加。
長野県の飯伊森林組合の林和弘組合長が「今後の森林組合はいかにあるべきか」をテーマに講演されたあと、ディスカッション。
組合の経営者であり、かつ県森連の理事も務めておられる方が、自己批判も交えて、「本音」を話された。
合併の問題、運営の問題、経営の問題など体系的にお話されたが、私が特に印象に残ったのは、世代交代に関する話。
これから組合員の世代交代が加速度的に進んでいく。そのとき、組合加入率も下がってしまえば、組合の存在意義はいよいよ危うくなる。これをどう乗り切るのか。これまで以上に、組合員へのサービスの向上、働きかけの徹底が望まれるだろう。
林組合長は、今が踏ん張りどき、潮目と心得、経営の質、サービスの質を高めておられる。
勉強になりました。

今日は、山村再生総合対策事業の第2回研修企画委員会。研修、テキストの材料にと、自分がこれまで各地で試行してきた「地域づくりマーケティング・ワークショップ」の事例を紹介した。他の委員からも色々と実践事例の紹介があった。
やはり、それぞれが自分の腹のうち、思いを出し合えば、議論はどんどん前向きに進む。研修やテキストの内容もだいぶ詰まってきた。
これからは各地で山村活性化に取り組んでいるコーディネータの先達にヒアリングを行ったりしつつ、テキストを書き始めることに。
私はそのうち京都・綾部に行く予定。楽しみだ。