日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

オバマの問題解決能力

麻生首相「高齢者は働くしか能がない」発言メディアに叩かれていた頃、アメリカでもオバマ大統領が「警察は愚か」発言で叩かれていた。

そのオバマ大統領がとった行動。

報道官の定例会見を待っていた報道陣の前にオバマが突然現れた。
驚く記者たちを座るよう促し、説明をはじめた。
(中略)
そして、オバマ大統領は続ける。
これはよい機会なんだ。お互いネガティブに騒ぐのではなくお互いの言い分に耳を傾けることにしよう。と。
そして最後に、教授と警察官をホワイトハウスに招いて、3人でビールでも飲みながら話そうと提案したことを明かした。
記者たちは一瞬あっけにとられた。その次の瞬間破裂するような笑い声。
犬も歩けば 渋谷にあたる:オバマの問題解決能力

惚れぼれ・・・。自分も山のおっちゃんと関係がこじれた時に一升瓶を持って挨拶しにいって解決したことは何回かあるけど(いわゆる飲みニケーション)、まさか国家元首が国レベルの問題を飲みニケーションで解決してしまうとは・・・。

はてブコメントに、賛辞や驚きの声が溢れているけど、以下のコメントに共感。

GiGir 手法が凄いのではなく、この事案が通常の手続きでは解決不能であると判断したその判断力の高さと速さこそが素晴らしい。それこそが本来政治家にもっとも求められる資質。

飲みニケーションという言葉で片づけてはもったいない。判断の速さ、的確さ、そして度胸。