日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

カナダTシャツ

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今回の出張では、カナダ人のコンサルタントをあちこち回っていたのだが(仕事内容は残念ながら、守秘義務があったりするのでここに書けない)、前々から疑問に思っていたことを聞いてみた。

カナダ人の観光客を良くみかけるが、カナダの国旗のTシャツ着てたり、国旗のワッペン付けてたりするからすぐに分かる。

こんな国はそうそうない。なんでなんだろう。それを前から不思議に思っていたのだ。

「(笑)。そうね〜。愛国心が強いってこともあるかもしれないけど、アメリカ人と思われたくないって言うのが大きいんじゃないかな。オバマになってから状況は変わったかもしれないけど、ブッシュが大統領の頃は、アメリカ人に間違われるのをみんな嫌がってたわ。」

なるほど、そんな理由があったのか・・・。

そういえば、今はやりの「キャンドルナイト」も、ブッシュの原子力政策に反発したカナダ人の自主停電運動がはじまりだったっけ。カナダ人のあからさまな反骨精神は見習うところが大きいかも。

Gensuikin: キャンドルナイトの始まりは

国籍や出生地に対するアイデンティティというのは、周辺国・周辺地域に対する意識と密な関係にあると思うが、これはとても分かりやすい、面白い事例だ。

とは言うものの、韓国や中国の観光客には、日本人と思われたくないと思われてそうなので、笑い事ではない・・・。少なくとも、僕は日の丸のTシャツを来て歩く勇気はないし・・・。人の振り見て、我が身を直せ、ですね。

明日、日本に帰ります。