すぐき
京都でお世話になった山の師匠から、すぐきが届きました。
しかも、まるごと3つも。
高いので、京都に6年間住んでいたときはほとんど食べたことがなかった。が、今は思う存分食べられる。ありがたや〜。ありがとうございます!
カブのような大根のような不思議な食感。すっぱさと甘さと渋さが共存したような滋味。こりゃ何だと思い、調べてみると、いよいよ不思議な食べ物でした。
(京都・祇園藤村屋HPより)
- カブの変種である酸茎菜(すぐきな、すぐきかぶらともいう)を原材料とする、現代の日本では数の少ない乳酸発酵漬物である。まったく味付けをしない調味なしの日本唯一の自然漬物といわれている。
- 酸茎菜は、京都市北区の賀茂別雷神社(上賀茂神社)で栽培したのが発祥とされている。しかしその歴史についてはいまだに定かにはなっていない。
- 古来、酸茎菜の栽培と生産は、東西を賀茂川と高野川にはさまれた三角州の中で、北端を深泥池とする地区に限られ、ここで生育されたものだけが「すぐき」と名が付けられる。
- 酸茎菜の収穫は年明けまで続き、2月末ごろにはその年の漬け込みは終了する。 冬に息の見える頃が、最もおいしい期間である旬の京つけものの一つである。
「冬に息の見える頃が、最もおいしい期間である旬の京つけもの」。なるほど、だから今送ってくださったのですね。
大切に頂きます。