実りの秋と敗北宣言
裏の畑が実りの秋を迎えつつある。と言っても夏野菜が、遅ればせながら集中的に実をつけ始めただけなのだけど。
上から、ナス、ミニトマト、オクラ、シソ、トウガラシ、シナモンバジル、スイートバジル、モロヘイヤ。他に、ゴーヤーも元気だ。
採れたての野菜は生で食べても美味しい。食卓の色彩も賑やかだ。うれしいの一言。
が、ここで、敗北宣言もしておきたい。。
この家で野菜を作るのは三度目だが、過去二度は惨敗と言ってもよい出来だった。まともに出来たのはゴーヤーくらいか。葉ものは虫に食われて葉脈しか残ってなかったし、実ものは花が枯れて終わり。きっと、この畑の土の質と日当たりが悪いせいだと決め付ける始末。
それが、今年の出来具合は驚異的だ。
正直に言うと、これは相方の手柄。
小さい頃から農業をやっていたおばあちゃんの畑仕事を手伝ってきただけあって、畝の間隔、草抜きの頻度、水遣りの回数、植え時、肥料の量などなど、妻の言うとおりにやってきたら、拍子抜けするくらいうまい具合に出来た。
門前の小僧習わぬ経を読むってわけか・・・。百姓パワーを垣間見た気がした。
農学部を出ても(ゴーヤー以外)野菜ひとつ育てられないのに。完敗。
(といいつつ、冬野菜では主導権を取り戻したいと企む今日この頃なのである。)