日本再発見ノート Rediscover Japan. 

株式会社さとゆめ・嶋田俊平の日々の思い、出会い、発見

空気

最近、空気を読めるとか、読めないとか、盛んに「空気」という言葉を聞くが、それに対して、つねづね私が思っていたことを、ドンピシャで文章にされているブログがあったので転載させていただく。(知り合いが何人か所属している神楽岡工作公司@京都の森田さんのブログより。)

「空気を読め」ってのは嫌な言葉だな,とつくづく思う。もともとこの言葉はその場の雰囲気を汲んで上手く立ち回れる人のことを「誉める」ために使われていたと思うんだけれど,今ではむしろ「空気が読めない人」を見つけて、「非難」や「嘲笑」するために使われるようだ。「できる」人を誉めるための言葉が、いまでは「できない」人を貶める言葉になったわけだ。
(中略by嶋田)
「空気」を的確に読んで立ち回れる人はそれはそれで素敵だと思うけど、あえてそれを無視して自分の思うように振る舞う自由もこの社会にはあると思うんですよね。また、周りの人もそれを受け入れる度量を持つべきだと思います。なにより、「誉める」ための言葉が「けなす」言葉に変わってしまう世の中って、ちょっとどうかなと日本を遠く離れた地で思うわけです。
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